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【札幌】矯正装置・リンガルのメリットとは?製作の流れも解説!

【札幌】見えない矯正で人気のリンガルアーチ!フル・ハーフのメリット比較と製作の流れ

札幌で矯正装置製作を依頼するなら、どのような矯正技工のご要望にも対応するDNオーソドンティックラボラトリー株式会社にお任せください。秋田はもちろん札幌からのご相談も対応しておりますので、お気軽にご連絡ください。リンガルアーチをはじめ、各種ワイヤー装置や床矯正装置、保定装置など多種多様な矯正装置を作成しております。今回はリンガルアーチの人気の理由やその製作方法をご紹介します。

フルリンガル・ハーフリンガルのメリットとは?

フルリンガル・ハーフリンガルのメリットとは?

さまざまな種類のあるワイヤータイプの矯正装置の一つに「リンガルアーチ」があります。これは「舌側弧線装置」ともいわれる固定式矯正装置で、すべてワイヤーでできているのが特徴です。

歯の裏側にワイヤーを添わせて、両端を左右の大臼歯に引っ掛けて装着します。1970年代に日本人の藤田欣也博士が開発し、アメリカから逆輸入されました。

アメリカでは歯の矯正をしていることを恥じるよりも誇りに思う人が多いのに比べ、日本人はまだまだ見た目を気にする傾向があります。リンガルアーチは見た目に影響が出にくいため、アメリカよりも日本での人気が定着しています。

リンガルアーチには、上下両方とも舌側に装置をつけるフルリンガルと、上側だけに装着するハーフリンガルの2種類があります。それぞれのメリットを見ていきましょう。

◆フルリンガルのメリット

フルリンガルは上下ともにワイヤーが裏に隠れているため、パッと見ただけでは矯正をしていることがわかりにくい点が最大の魅力です。

フルリンガルはブラケット装置に比べて虫歯になりにくいメリットもあります。ブラケット装置は歯の表側に器具をつけますが、フルリンガルは表側よりも唾液が多く、エナメル質が厚い裏側に器具をつけるため、虫歯菌が発生しにくいのです。シンプルな構造で歯磨きがしやすいのも利点といえるでしょう。

リンガルアーチは、前歯が出ているタイプの不正咬合に特に効果があります。内側から引っ張る力で、前歯が後方に移動しやすくなります。

意外と強い舌の力は、ときに矯正の進行を妨害することもあります。リンガルアーチは舌癖防止にもなり、矯正終了後も後戻りしづらくなります。

◆ハーフリンガルのメリット

ハーフリンガルはフルリンガルと比べて費用がリーズナブルになります。上側のみリンガルアーチ、下側はブラケット装置にすることで費用を少し浮かせることが可能です。
表側につけるブラケットやワイヤーを透明や白い色にすれば、審美性が上がります。

また、ハーフリンガルは舌が装置に触れないため、フルリンガルと比べて比較的発音しやすいのもメリットの一つです。フルリンガルだとサ行・タ行・ラ行などを発音するのに違和感が生じ、慣れるまで時間がかかります。

リンガルの製作方法

リンガルの製作方法

リンガルアーチは太い主線と細い補助弾線という2種類のワイヤーだけでできた比較的シンプルな矯正装置です。
まず、リンガルアーチ製作に使われる用語について詳しくご説明します。

◆維持バンド

第一大臼歯、ときに第二乳臼歯に装着する輪状の器具のことです。

◆STロック(維持装置)

リンガルアーチの主線と維持バンドをつなぐ装置のことで、開発した東京医科歯科大学の高橋新次郎教授のイニシャルからSTロックと名付けられました。

  • 主線:0.9mm径の矯正用弾線。
  • 補助弾線:0.5mm径の矯正用弾線。主線にろう着して用います。

次に、リンガルアーチの製作の流れをご説明します。
大まかな作業の手順は以下のとおりです。

◆1.STロックを取り付ける

作業はあらかじめ維持バンドが装着された製作用のセットアップ模型を使います。

STロックの維持チューブを、左右の維持バンド舌側にろう着します。左右の維持チューブは平行に、咬合面に対しては垂直になるようにします。維持チューブに合わせてSTロックの脚部を屈曲させます。

◆2.主線を屈曲させる

0.9mm径の主線を舌側歯頚部(被移動歯以外)に一か所接触させ、できるだけなめらかなカーブを描くようにして屈曲させます。主線と脚部のつなぎ目はギリギリで切断し、ヤスリをかけます。

主線の長さを多少調節する場合には、小臼歯付近にバーティカルループを曲げ込みます。大臼歯を整直する場合も同様です。

◆3.ろう着する

補助弾線とSTロックの脚部を主線にろう着します。補助弾線は主線の下を通して被移動歯の歯頚部に接触させます。ろうを流れやすくするために、つなぎ目部分の石膏面を削り、熱の伝導効率をよくします。

◆4.研磨して仕上げる

屈曲時に生じたキズやろう着時の酸化膜の汚れを研磨し、きれいに仕上げます。最後に作業用セットアップ模型に戻して装着し、変形のチェックをしたら完成です。

フルオーダーメイドの矯正装置の納期は通常1~2か月かかるのが一般的ですが、ご相談も可能です。ご依頼の際は、DNオーソドンティックラボラトリー株式会社に技工指示書と歯科模型をお送りいただければ、迅速に対応させていただきます。

フルでもハーフでもリンガルアーチのことならお気軽にご相談を!

見えない歯科矯正装置はマウスピースが人気ですが、マウスピースには適応しない患者様のケースもあります。その点、リンガルアーチは機能的にも審美的にも優れた矯正装置です。

ハイクオリティーで機能的な矯正装置の製作依頼は、矯正装置に特化した歯科技工所のDNオーソドンティックラボラトリー株式会社をお選びください。
東北や北海道をはじめ、全国の矯正専門医から一般歯科のドクターまで、幅広いニーズに対応できるよう日々努めております。
費用や納期に関するご相談もお気軽にお問い合わせください。

札幌で矯正装置・リンガルアーチの製作ならDNオーソドンティックラボラトリー株式会社

会社名 DNオーソドンティックラボラトリー株式会社
設立 2016年2月
代表者 能登 大輔
住所 〒016-0817 秋田県能代市上町7−23
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FAX 0185-74-7099
事業内容 矯正技工を専門とする歯科技工所「DNオーソドンティックラボラトリー株式会社」経営
対応エリア 秋田をはじめ東北各県はもちろん、全国発送も可能です。
取引銀行 秋田銀行
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2024.12.23 Monday